アンデスの空のもと

―「めざせ地球人」の言葉を胸に―

ボゴタ日本人学校 校長 吉川英一

 ボゴタ日本人学校のホームページへようこそ。
 南米コロンビアの首都ボゴタにある、空に一番近い日本人学校。それが私たちの学び舎です。標高2,600メートルを超えるアンデスの高原に位置し、朝夕は涼しく、日中は春のような穏やかな気候の中で、子どもたちは日々の学びを積み重ねています。
 本校は1977年に開校し、今年度、開校50周年を迎えました。半世紀にわたり、子どもたちがここで学び、巣立っていきました。その歩みは、地域社会や日本との絆を深めるとともに、国際理解教育の実践の場として大きな役割を果たしてきました。
 学校の正面玄関には、設置者「木曜会」から贈られた「めざせ地球人」の額が飾られています。この言葉は、私たちの教育理念を象徴するものです。ここで学ぶ子どもたちが、将来、世界へ羽ばたき、日本人としての誇りとアイデンティティを胸に刻みながらも、その枠にとどまらず、他国の人々と心を通わせ、協力し合う「地球人」として成長していくことを願っています。
 グローバル化が進む現代社会では、環境問題、平和の維持、文化の共生など、国境を越えた課題が次々と生まれています。本校は、子どもたちがこうした課題に立ち向かう力を育み、世界の人々と手を携えて未来を切り拓く人材へと成長することを目指しています。
 アンデスの澄んだ空の下、少人数ならではの温かい学びの共同体の中で、一人ひとりが大切にされ、互いに支え合いながら成長していく。それがボゴタ日本人学校の魅力です。これからも保護者の皆様、地域社会、そして日本からのご支援をいただきながら、子どもたちの可能性を広げる教育を進めてまいります。
 どうぞ本校の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。